スペリット　ILMAJOKI

2023年夏初演を行った、マリメッコの創始者であるアルミ・ラティア（Armi Ratia）のオペラを今年もイルマヨキ音楽祭では上演します。エーヴァ・コントゥ（Eeva Kontu）作曲、ヘタ・ハーンペラ（Heta Haanperä）リブレットおよび監督です。アルミを演じるのはメゾソプラノのリッリ・パーシキヴィ（Lilli Paasikivi）。オーケストラ版の編曲はマルコ・ヒルポ（Marko Hilpo）が担い、指揮者はカーポ・イヤス（Kaapo Ijas）が務めます。アルミ・ラティアの物語は、伝説的なマリメッコ秘話、祝宴、成功の頂点、それを相殺するかのような大きな絶望、失望、怒り、そして愛をもらい与えることへの葛藤などに満ちています。このオペラでは、強い女性と知られてきたその人が本来の自分に即した型に自分をはめようとしたものの叶わなかった、そのさまを描いているのです。その他にもプログラムの中には多種多様なコンサートも予定されています。

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